2025/07/08 11:13
毎日SNSのリールで自分を出すような仕事をしていますが、実は私コンプレックスの塊みたいな過去を持っています。
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学生時代、私はなかなか周りに馴染めませんでした。
私が「好きなものを好きでいる」限り、周りとの壁がどんどん厚くなるように感じていたんです。
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もう知ってくれている方もいるかもしれませんが、その「好きなもの」はアイドルだったり、アニメや漫画だったり。
令和の今では、昔よりサブカルに寛容になったけれど、私の学生時代は「オタク」という言葉があまりいい意味で使われていなかった時代でした。
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今振り返っても「好きなものを好きって言って何が悪かったの?」って思います(笑)
学生時代のあの同調圧力が本当に嫌いで、
「なんでみんな同じ方向を向かなきゃいけないんだろう?」「人それぞれの“好き”を尊重できないなんておかしくない?」
ずっとそんなモヤモヤを抱えていました。
中学、高校と長い時間、そのモヤモヤを抱えたまま過ごしていました。
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高校生になったとき、ピアスホールを開けました。
当時は今ほど種類も多くなくて、本当に「好き!」と思えるデザインにはなかなか出会えなかったんです。
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でもある日、地元のショップで出会ったハンドメイドのピアス(だったと思う)に、一目でときめきました。もう記憶は曖昧だけど、それを見つけたときの「嬉しい!」という気持ちは今でも覚えています。
「やっぱり“好きなもの”に出会えるって、嬉しいんだな」って思ったし、そのピアスを身につけるだけで、なんだか勇気をもらえたんです。ただ「好きなピアスを着けている」だけなのに、「私らしくていいんだよ」って背中を押されているような気分になる。
たったそれだけのことなのに、勇気をもらえるって、すごいことだと思いませんか?今振り返ってみると、そんな過去が私にはありました。
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私の感性は、もしかしたら周りとは少しずれているのかもしれない。人に合わせて過ごすのは、ずっと苦しいのかもしれない。でも私は、お気に入りを身につけると勇気がもらえる。
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私のように「なんか違うな」って思いながら日々を過ごしている人に、ほんの少しでも「勇気を添えてあげられたら」
そんな願いを込めて、私は今日も作品を作っています。
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